突然ですが、皆さんは「CIC(シー・アイ・シー)」という言葉をご存知ですか?
多くの方には耳馴染みのない言葉だと思います。
一方で「信用情報」という言葉は、クレジットカードやローンの審査を受ける場面で聞いたことのある方が多いと思います。

実は、この信用情報を管理しているものがCICです。
これだけではよく意味がわからないかもしれませんが、CICが管理する信用情報はローン、クレジットカード等の審査において、重要な判断材料になっています。
そのため、CICが管理する信用情報について、しっかり理解しておくことで、クレジットカード、ローンなどの審査で否決になってしまうリスクを減らすことができます。

景山クレジットカードもローン契約もないから、自分には関係ない!
そう思う方も多いのですが、実はiPhoneなどスマートフォンを分割にて購入している場合も立派なローン契約になっており、CICに記載されています。
「うっかり携帯電話の料金支払いを遅延した記憶のある方」
要確認です。
そこで今回の記事では、そんなCICの基本と活用についてご紹介します。
CICとは


引用元:CIC公式サイト
CICとは組織で、正式には「株式会社シー・アイ・シー」という名称の信用情報機関です。
クレジットカード会社の共同出資によって、昭和59年に設立されました。
どのようなことをしているかというと、消費者のクレジットカードやローンに関する信用情報(個人の属性・契約内容・支払状況・残債額など)を加盟会員であるクレジット会社などから収集しておき、逆にクレジット会社からなどから照会があったときには、その情報を提供しています。


つまり、CICは、消費者のクレジットやローン利用に関する信用情報の収集・管理・提供・開示を行っている機関です。
CICが発行する信用情報の重要性
CICが発行する信用情報は、クレジットやローンの契約、申し込みに関する個人情報であり、過去の取引実績(支払い実績)と現在の状況が事実をもとに記載されています。
この情報は、クレジットカード会社などが、個人(顧客)の「信用性」を判断する審査の場面で、非常に重要な参考資料として使用されます。


クレジットカード会社は、申し込んだ人に融資を行うことになりますから、この信用情報から、「まじめに返済してくれそうか」「返済できる余裕があるか」を確認して、クレジットカード作成の申し込みを承認するかどうかを判断しているのです。


つまり、クレジットカードや各種ローンの審査に通過するかどうかの要を握るのが、この信用情報です。
CICに開示請求を行う手順


先のお話でCICの管理する信用情報が、クレジットカード、ローンの審査にとて大きな影響を与えることがわかっていただけたと思います。



自分の信用情報はどうなっているんだろう?
このような疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
実は、この信用情報は、個人でもCICに開示請求することが可能です。
本人が申し込めば、インターネット・郵送・窓口の3つの方法で開示請求できます。
今回は、その中でも一番手軽で早いインターネットでの情報開示方法について、実際のスマートフォンの画面を使ってご紹介します。


インターネット開示の流れ


インターネットの開示の流れは、図のとおりです。
インターネットでの情報開示請求は、全国どこからでも自宅のパソコンやスマートフォンの画面上で即時に情報を確認できます。
【事前に準備しておくもの】
・マイナンバーカード
・マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワード
(英大文字・小文字・数字の組み合わせの6〜18桁)
・受付番号が取得可能な電話番号
・インターネット開示利用された事実連絡がくるためのメールアドレス
・マイナPocketアプリ※後述※
それでは、以降は開示請求方法のご紹介です。
開示手順


それでは、早速手順に沿って実際の操作を説明していきます。
【STEP 1】マイナPocketアプリのダウンロード


まずは、下記より開示請求に必要なアプリをダウンロードしましょう。














【STEP 2 】支払い方法の確認
支払いは、下記に記載のクレジットカード・デビットカードとキャリア決済に加え、PayPay、楽天Payに対応しています。




対象支払い方法が利用できない場合は、郵送または窓口で開示請求出来ますので、ご安心ください。
【STEP 3】受付番号を取得
CICに電話をかけて、6桁の受付番号を取得しましょう。
自動音声ガイダンスに従って、操作できればOKです。
電話をかけるときには、今回開示申請に使用するクレジットカード会社に登録している電話番号(携帯電話/固定電話)から電話しましょう。
それ以外の電話からかけてしまった場合、受付番号は取得できるのですが、その番号で手続きをすると正しい開示報告書が回答されません。
また、電話を掛ける前に下記のものを予め手元に準備しておきましょう。
・支払いに使用するクレジットカード(電話の途中で有効期限を入力します)
・メモ(読み上げられた6桁のコードをメモするため)
ちなみに、一瞬不安になる質問の中に「初回開示ですか?」というものがあります。
基本は初回開示になりますので、初回開示の番号を入力できればOKです。
初回開示で開示後、間違えて画面を閉じてしまった場合などは再開示から行います。
再開示とは、インターネット開示の初回開示実施後、96時間以内に再び初回開示と同じ申込み内容 (カナ氏名・生年月日・受付番号を取得した電話番号)で開示請求(無料)をすることです。
それでは準備ができたら、下記の電話番号に電話をかけて、受け取り番号を取得しましょう。
電話で受付番号を取得してから1時間以内に、開示報告書の表示操作まで行う必要がありますので、作業時間には余裕を持っておきましょう。
0570-021-717
【STEP 4】承諾画面の入力


6桁の受付番号を取得したら、次はスマホの入力フォームで情報を入力していきます。
ちなみに、実際に操作をするときには、【STEP 3】以降の操作は一気に進めるのがおすすめです。
途中で作業を中断してしまうと、再開示の作業をしなければいけなくなる可能性があるからです。
再開示はそんなに難しいものではありませんが、手順が増えるので、楽に作業を終わらせるためにも、ある程度の時間を確保して、最後まで通して進めていくのが効率的です。
以下が操作方法です。


【STEP 5】オンライン本人確認
承諾画面の入力が終わったら、続けて本人確認を行いましょう。


ここで最初にダウンロードしたアプリが起動します。
画面の指示に従い、入力します。










【STEP 6】お客様情報の入力
本人確認に続けて、自分の情報も入力しましょう。


【STEP 7】利用手数料の決済
電話で有効期限を伝えたクレジットカードの番号を入力する。




【STEP 8】開示報告書のダウンロード


開示請求をすると、CICから信用情報開示報告書のPDFファイルが即時に回答されます。
ダウンロードボタンが表示されたら、5分以内にダウンロードしましょう。


5分以内にダウンロードが完了しなかった場合や、誤って画面を閉じてしまった場合は、再開示が必要になってしまうので注意しましょう。
表示された画面から保存または印刷まで行い、データまたは紙の状態で手元に保管しておきましょう。
おすすめは、手軽なデータ保管です。


データとして保管する場合は、ファイルを開く際に必ず毎回パスワードの入力が必要になります。
パスワードは、下記のルールに則って設定されます。


パスワードは非常に忘れやすいです。
そのため、パスワードを忘れないように管理しておかなければなりません。
おすすめの方法は、PDFファイルの名前を「CIC_(パスワード)」のように、パスワードを含んだものに変更して保存しておくと、忘れることが無いので安心です。


以上で、CICの信用情報を自分で確認するための開示請求と、請求に対する回答として得られる「信用情報開示報告書」の表示方法とデータの印刷(保管)まで完了しました。
これで、請求時点におけるご自身の信用情報をいつでも確認出来るようになりましたね。
まとめ
今回の記事で、CICは消費者のクレジットやローン利用に関する信用情報の収集・管理・提供・開示を行っている機関であり、CICの発行する信用情報はクレジットカードやローン等の審査の判断基準になる、とても重要な情報であるとご紹介しました。


そして、その信用情報は審査をする会社だけではなく、私達個人も、自分の信用情報を確認することができ、その信用情報の開示請求方法と保存方法についてもご紹介しました。
とても重要な情報であるにも関わらず、自分の信用情報を一度も見たことが無いという人は、非常に多いです。
CICを確認することで今の自分の状況を把握し、審査の申し込み時期を戦略的に計画することが可能になります。
「今まで一度も信用情報を確認したことがない」
「近々、審査の必要な申し込みをひかえている」
このような方は、ぜひ一度ご自身の信用情報を開示請求してみることをおすすめします。
「開示可能なクレジットカードがない!」
「クレジットカードを持っていない」
このようなお悩みをお持ちの方も、郵送・窓口での開示は可能なのでご安心ください。
ちなみに、
「結婚して苗字が変わっている」
という方も、郵送でしたら旧姓での契約も確認することができます。
名前を変更し忘れているなどの状況もわかりますので、変更手続きのし忘れの有無等、気になる方は郵送にて申請ください。
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